[ニューヨーク 31日 ロイター] – 米国時間の原油先物価格はまちまち。この日終了した第1・四半期は過去最大の下落となった。原油先物は今月に入り、新型コロナウイルス流行やサウジアラビアとロシアの価格競争を受け急落している。
北海ブレントと米WTIの先物価格は第1・四半期に約65%下落。うち約55%分は3月に入ってからの下落だった。
この日の清算値は、米WTI先物<CLc1>が0.39ドル(1.94%)高の1バレル=20.48ドル。第1・四半期は66%安、3月は54%下落し、四半期・月間ベースともに過去最大の下げとなった。
北海ブレント先物は0.02ドル(0.09%)安の22.74ドル。第1・四半期は66%安、3月は55%下落し、こちらもともに過去最大の下げ。最も取引が多い6月限<LCOM0>は0.07ドル安の26.35ドルだった。
大きな要因がコロナウイルスだから、ガソリンの安さ重視で外出する人がいないのが追い討ちな気がする