フェイスブックの広告事業が苦戦、新型コロナでサービス利用急増でも




米フェイスブックは24日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で一部の重要な地域で広告事業が「弱くなっている」と指摘した。

同社はブログ投稿で、「われわれの事業は世界の他の多くの企業と同様に悪影響を受けている」と説明した。

フェイスブックによると、「メッセンジャー」「ワッツアップ」を通じたメッセージや音声通話を含む同社サービスの多くで利用が急激に増えている。「新型コロナの打撃を最も強く受けた国の多くで」メッセージサービスの利用は50%余り増加したという。

ただ、利用が急増しているサービスはフェイスブックの広告事業が最も強いアプリや製品を通じて提供されているものではないため、売り上げの押し上げにはつながっていない。「新型コロナの感染拡大を抑制するため積極的な行動を取っている国々では当社の広告事業が弱くなるのを目にしている」とした。

不安を解消する為に繋がりを求めるのは人の心理行動