バリ島のホテルにWi-Fiを置いたまま、スクーターで当てのない旅に出た

こんにちは谷智栄(たに ともひろ)です。
バリ島のクタにあるスイスベルホテルに1週間の旅行で宿泊していたのですが、突然冒険心がくすぐられ「北に行きたい」という漠然とした目的でWi-Fiを置いたままスクーターに乗り込みました。
クタは道がごちゃごちゃしており一方通通行が多いので、細い路地を通って街中を抜けました。
クタの周辺や有名な国道を通って海に行ったりしていたので、なんて事ない地元の道路を走るのは新鮮な気持ちでした。
まず、クタを抜けた瞬間にあきらかに交通量が減りました。
あれだけスクーターがごった返しているクタの道から早朝の1台も走ってないようなガラガラに変わり、建物の雰囲気がガラッと変わります。
たまに看板を見かけますが文字や色がハゲていて、観光客に向けた店は1つもありません。
看板が上がってない店舗にも果物や料理が並んでいて店員さんが販売している姿があります。
完全にバリ島の地元にやってきました。笑

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お腹が減ったのでキョロキョロしながら走っていましたが、店が激減しているので料理屋を見つける事が大変です。
看板は無いですが倉庫の中に机と椅子が並んでいたので入る事にしました。
テーブルは砂埃でメニュー表もありませんでしたが、女性に声をかけたら旦那らしき人が7割薄れて読めないメニューを持ってきてくれました。
読めなかったので「ミー(麺)」と言ったら塩ラーメンが出てきました。

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具材がたくさんのったまともなラーメンが食べれてうれしかった。
半分食べたくらいに、旦那さんが奥さんにアゴで指示されながら「コーヒー?ジュース?」と聞きにきてくれたので、「コーヒー」と答えるとすぐに冷えたコーヒーとガムシロップを持ってきてくれました。
看板がなくてもちゃんと営業してる。
金額は500円でした。
食べ終わって、またスクーターに乗りましたが、炎天下のなか走っていたので若干疲れていました。
お店が少ないし看板もわかりにくいので目を凝らしてマッサージ屋を探していたら発見。

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恐る恐る扉を開けると若い女性が座っており「90分20万ルピー(2000円)」と言われたのですぐにお願いしました。
カーテンで仕切られた個室に案内されて、紙パンツに履き替えて待機していましたが、カベがピンクなのでなんだかあやしい雰囲気。

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もちろん普通のマッサージですよ。笑
チカラ加減が絶妙で、疲れていた事もあり1時間くらい眠っていました。
マッサージが終ってからジュースを出してくれたので、30分くらいぐだぐだしてからお金を払って店をあとにしました。
体力が回復したので、そこからさらに北へ向かい走り出します。
クタのホテルから3時間以上走りましたがとんでもないど田舎にきてしまいました。

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一応電柱は立ってます。
「ここが折り返し地点だな。。」
心の中でつぶやいて別ルートで南に戻る事にしました。
帰り道には寺院が立ち並んで同じ柄の擁壁が続く道がありましたが、なにやら神聖なにおいがしたので入るのはやめておきます。

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この周辺には地元の学生が溜まっているカフェがあったり、お坊さんらしき人も歩いていました。
彫刻のお店も何軒か見かけましたが、それ以外のほとんどが住宅だと思います。
さらに走ると見慣れた景色に変わったので、安心してお店に入りミーゴレン(焼きそば)を食べてホテルに帰りました。
Wi-Fiで道を検索しなくても案外すんなり帰れるものです。
1日中陽にさらされて運転していたので、その日は疲れて爆睡しました。
次は南に挑戦します。