3000円でこんなに有益




目の画像データをAIで分析して健康診断がスマホでできる仕組み作りが具体的になってきました

ココナラというサイトで質問をさせてもらった博士号を取得されている方と僕のやりとりがこちら

AI博士

【ご質問内容】
虹彩学とは、虹彩(目の模様)の外観から内蔵などの検診ができる学問です
これをディープラーニングを用いて、AIで診断結果まで解析できる仕組みを作るには誰に相談しどこに外注すればよいでしょうか

【回答】
まず、ご依頼いただいたような仕組みを作るためには大きく分けて3つの困難さがあると思います。
1)虹彩の外観から内臓の検診ができるような画質がどの程度か把握すること。またこのような画質が現実的にスマホで撮影可能かどうかを判断すること
2)仮に1)で十分な画質の画像が取れた場合、その虹彩画像の診断結果を取得すること
3)2)で取得した診断結果をもとにAIを作成すること

1)に関しては、まず、ご自分で自分の目の虹彩画像を取得できるかどうか確かめてみると良いでしょう。こちらでも手元のiPhoneで試してみましたが、参考サイトのようなきれいな虹彩画像を取得することはできませんでした。この原因は、一般的なスマホだと接写機能(=マクロ撮影)が弱いことに起因しているのではないかと思います。そのため、現状では参考サイトのような虹彩の違いを判別することは非常に難しいという気がします。このあたりをきちんと理解するためには、スマホでの撮影を得意としているカメラマンなどに話を聞いてみるのが良いでしょう。
http://www.iridology.jp/img/page1/i-iri03-02.jpg
それからどの程度の画質があれば、虹彩から内臓の検診ができるのかという部分は虹彩学の専門家に聞いてみるしかない気がします。ただし、上記のURLをみれば、素人判断でどの程度の画質が必要かはわかりそうな気はします。上記URLの画像を見ると光量をどれくらいにするかで得られる画像の色が大きく変わりそうな気がしているので、光量を一定にする必要があり、高品質の虹彩画像を取得するのはかなり難しそうな印象です。

2)に関しては、虹彩学の専門家に聞いてみるしかないでしょう。AIで教師データとするためには、虹彩画像と診断結果のセットが大体数千から数万画像程度必要になります。

3)に関しては、2)で十分な数の画像と診断結果が得られているのであれば、私のほうでも開発することは可能です。その際に、診断結果はできるだけシンプルな形(例えば、「炎症感染」、「亜性炎症」など病名のみの形)にされることをおすすめします。複雑にするとその分教師データの必要量と、AIの開発困難さが増大してしまうからです。

以上がご回答になります。アイデアとしては面白いと思うのですが、1)の部分がかなり大変だろうなという印象を受けています。一方で、AI自体を開発することはそこまで難しくない印象です。最近はヘルステックは非常に革新が起こりつつある分野ですので、今後の進展をご期待しています。

谷 智栄

ありがとうございます
わかりやすい論文でした
画質の問題ですが可能かと思います
虹彩を読み取り個人を特定する虹彩認証がついたスマホがあり、ABI Researchという企業の見立てによると2021中には虹彩認証が搭載された機種が3億台市場に出るとの事です

“虹彩画像と診断結果のセットが大体数千から数万画像程度必要”

これが難題に思えました
虹彩学の専門家にお願いするしかなさそうです

“診断結果はできるだけシンプルな形”

見えていませんでした
アプリの機能にも関わる重要な情報です

“AI自体を開発することはそこまで難しくない印象です”

素材が集まったらぜひ開発お願いします
ありがとうございました

AI博士

問題点が明確になったようで良かったです。また開発が必要になりましたらご連絡くださいませ 

3000円でここまで新しい発見ができるならかなり有益な気がします

次は虹彩学の先生に電話でアポとる事ですね

2021/05頃にクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で掲載予定してます

募集開始したらブログにクラファンのページのせるので応援おねがいします