世界銀行はインドネシアのインフレ率を3%に下方修正した

 2024 年 6 月 24 日 11:23 IWST

ジャカルタ(アンタラ) – 世界銀行は、インドネシアのインフレ予測を2024年に前回予想の3.2%から3%に、2025年と2026年に前回予想の3%からそれぞれ2.9%に下方修正した。

世界銀行のシニアエコノミスト、ワエル・マンスール氏はメディアに対し、「一般的なインフレは2024年に平均3%、その後は2.9%と安定を続けると予想されており、インドネシア銀行の目標範囲内だが、食料とエネルギー価格による上昇圧力に直面している」と述べた。ジャカルタ、月曜日。

ワエル氏は、インドネシア経済見通しの2024年6月版に関する世界銀行の最新報告書を説明する際にこれを伝え、

食料価格の上昇が現在の主なインフレの上昇を引き起こしていると述べた。5月の消費者物価は前年比​​2.8%上昇と、1月の前年同月比(前年同月比)2.6%上昇から伸びが拡大した。

同氏は「食料価格への圧力により、インフレ率は2023年を通じて低下したが、2024年には再び上昇するだろう」と述べた。

5月の総合インフレ率は前年比2.8%に上昇したが、インドネシア銀行の目標である2.5プラスマイナス1%の範囲内にとどまった。

気候条件の悪化により国内の米の収穫量が減少し、食料価格がより広範に影響を受けます。総合インフレ率は2024年に平均約3%に達すると予想されており

、「悪天候が国内の米収穫量の減少を引き起こし、食料価格全般に影響を与えている」と同氏は述べた。

インドネシア政府は、2024年のコメ輸入枠を2023年の310万トンから410万トンに増やすとともに、コメ支援プログラムを6月まで延長するなど、インフレ率を抑制する取り組みを強化している。

食糧庁による米の最高小売価格という価格安定政策は予想を超えた影響を及ぼし、供給不足を引き起こした。

一方、燃料油(BBM)補助金により輸送料金が安定し、公共サービスのインフレ率を前年比3%に抑えることができた。

レポーター: マーサ・ヘルリナワティ・シマンジュンタク
編集者: ケリック・デワント
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5〜6年前に比べたらローカルフードが数十円値上がりしてる。クタビーチの売り子も露骨に「食べ物高いよ、ヤバいからお金ちょうだい」って言ってくるし国民は相当キツいはず。